企業活動に関する取引先・顧客・投資家からの視線は、環境やサステナビリティへの配慮にも及ぶようになり、企業は対応が求められています。
このような状況下、処分・買取事業者が提供する『環境レポート』や『サステナビリティレポート』は、機器の排出者が環境にも配慮して処分を行っている事を客観的に示すための有力なツールとなりえます。

このコラムでは、環境レポートの基本構成、排出者にとってのメリットについて、整理してご紹介します。

① 環境レポートとは何か

環境レポートとは、処分・買取業者が回収・処理したIT機器に関する環境負荷低減の実績をまとめた報告書です。企業が排出した機器がどのように再利用・リサイクルされ、どれだけの資源やCO₂排出量削減に貢献したかを定量的に示すものです。

主な構成内容は以下の通りです:

■回収・処理から生じる炭素量
 :排出元からの輸送、処理業務に伴う
        CO2排出量(Scope 3)
■排出機器の数量と種別   
 :PC、サーバー、モニター等の分類
■処理方法の内訳
 :再販、部品再利用、素材リサイクル、
  適正廃棄など
■環境貢献の定量データ
 :排出IT機器をリユースする事により回避した、
  新品製造にかかるCO2排出削減効果

※処分・買取業者により対応可能な内容に差があります。

作成にあたっては、排出者様の拠点からの輸送距離、回収した機器のトレーサビリティを確保する事で、リユース・リサイクルされた正確な台数や削減量の算出を担保しています。また、CO₂排出量・削減量の算定には、政府機関等が提示している指数を用いたり、第三者機関による認証を受けることで、レポートの信頼性を高めています。

② 機器排出者にとってのメリット

環境レポートは、下記のような活用も可能であり、企業の環境戦略を支える有力なツールとなります。

ESG・CSR報告への活用
企業がESG(環境・社会・ガバナンス)やCSR(企業の社会的責任)活動を報告する際、また、Scope3や4の計算を行う際にも、環境レポートの計算根拠を自社ルールと照合したうえで、環境レポートに記載された指標を活用する事が出来ます。

ステークホルダーへの説明責任
株主、顧客、従業員、地域住民などのステークホルダーに対して、IT機器の処分が環境に配慮された方法で行われていることを説明する材料となります。ただ資源循環に貢献している姿勢を示すだけではなく、定量的に分かりやすく※効果を伝える事が可能です。
※CO₂排出削減量を飛行機の移動距離や車の移動距離等で示しているものもあります。

社内の環境目標達成のモニタリング
環境ISOなど、企業・部署が設定する環境KPI(例:CO₂排出量削減、リユース率向上など)の進捗を確認するための基礎データとしても活用が可能です。年度ごとの比較や部門別の分析にも応用可能です。

③ まとめ

ITAD業者が発行する環境レポートは、単なる処分記録ではなく、企業の環境価値を高める戦略的なツールとなり得ます。
ESG対応やブランド強化、社内の環境管理においても有効です。Hi-Kiiに登録している下記の処分・買取業者であれば
発行が可能ですので、先ずはお気軽にご相談・『環境レポート』発行にチェックを付けてお見積り依頼ください。

環境レポートを発行可能な登録企業

TES-AMM Japan株式会社

株式会社ジェーオーエー

リーテック株式会社

コラム記載の通り、各社で提示する環境指標の内容が異なりますので、下記の『まずはお問い合わせ』ボタンから、
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